オヤタンボ

オヤンタイタンボ





  ここでも、見事な石組みの数々が見られるが、特に階段状に上へ上へ築かれた遺跡を登ると、
6個の巨石を接合した不思議な建造物が置かれており、興味深い。クスコの石組みは、石と石を
直接組み合わせているが、この6個の石の接合部には薄い石板が使用されており、明らかに異なる工法だ。
  また、石の表面が磨きあげられているので、”太陽の鏡”とも呼ばれるが、どんな目的でここに置かれたのか、
1個が50トンもの石をどのように運び上げたのか不明。
  遺跡を登りながら、ときどき後ろを振り返ると反対側の山の斜面にもいくつかの石組みの建造物が見える。
また眼下のオヤンタイタンポの村では、今もインカ時代の灌漑用水路や下水路が使われている。
ちなみに、「タンポ」とはインカ帝国料の主要道に15q〜20q間隔で設けられた宿場のことです。























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