ナスカ

ナスカ







  ナスカ・パンパに残された地上絵は全部で200あまり。でこぼこの土地に数10qにわたって引かれた直線や、
約30を数える巨大な動物の模様などが含まれる。これらは大きすぎて、地上に立っていてはほとんど形がつかめない。
地上絵の不思議さは、やはり空からの遊覧飛行でなければ実感できない。








  ナスカは100〜800年頃、ペルーの南部海岸地帯に成立した文化である。ナスカ流域に住み、農業、漁業、
狩猟が営まれていたらしい。遺跡からは高度な彩文土器や織物が発掘されている。また、得意なものに砂漠に描いた
地上絵がある。









  ナスカの地上絵はあまりにも巨大すぎて、20世紀に空から発見されるまで誰も存在を知られていなかった。
地表の小石を取り除き、白っぽい地肌を露出させて全長100m以上におよぶ絵画がいくつも描かれており、今日ま
で消えなかったのはこの一帯に全く雨が降らなかったためだという。








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