旧湯原町石造美術
旧町指定文化財
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牧の五輪塔
明徳三年五輪塔
安山岩製、塔の大きさ 総高73cm座高24cm
大正7年当所の山林を伐採開墾中、地下2・3尺の地中に埋もれていた十三基の五輪塔を発掘し、一カ所に集めて祀った。塔の下に大小の瓶があったといわれる。町内で最も年号の古い墓とされているが何人を祀ったのか不明である。この内の一基に明徳参年(1392年−南北朝時代)九月十八日の紀年銘がある。
場所:真庭市仲間
五輪塔の形容
塔身(水輪)は四角な石の側面を順次削ってもるめており、笠(火輪)は軒先を極めて分厚く作りわずかに真反りを示しながら隅で垂直に切れる。笠を載せた請花、宝珠(風・空輪)は一石で重厚に彫成している。基礎(地輪)は明徳参年九月十八日の刻銘があるが風化して読み取り難くなっている。
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